クリスマスイブ 3人版

登場人物 教頭 女性教師1,2,3 教頭の息子(架空)

 

ナレーション「今日はクリスマスイブ、外では雪が降っている中、上越小学校職員室の明かりがついていた」

1「もう7時かーなんでこんな日に仕事しなくちゃいけないのー」

2「本当にねー」

(1の携帯電話が鳴る)

1「もしもし うん、もうすぐ終わる じゃあ駅前でね」

3「何々、彼氏?」

1「いやーまだ知り合って1か月も経ってないから全然そういうのじゃ」

2「それでもいいよー私なんて今月の頭に『他に好きな人ができたって』振られたんだよー」

3「それはひどいねー」

2「どこで知り合ったの?」

1「先月やった先生と眼科医の合コンで」

3「盛り上がるのそれ・・・」

1「いやーみんな真面目に社会問題について語りつくしたね」

2「でもなー 眼科医と結婚できれば将来楽だろうしなーいいなー」

1「ちょっとーまだ気が早いって」

教頭「おーう、仕事は終わりそうか」

1「あーたけぽん教頭」23「お疲れ様ですー」

教頭「おい、その呼び方はいい加減やめなさい!前も生徒の前でそう呼んで時間が止まったぞぉ!それで生徒が『たけぽんってなぁに~?』って問いただしてくるしー 『あれだよ~あれ、クリスマスはタケコプターが欲しいなーってな』ってごまかしきれないわ!

いくら元教え子だって言ってもなーTPOをわきまえて行動してもらわないと」

1「はーい気を付けまーす」

2「本当仲いいよねー」

教頭「で、仕事はどうだ すまないなーこんな日にも残らせて」

1「あとちょっとです 昔にはこんな仕事絶対なかったですよねー なんでこんなに増えてるんですかー」

教頭「仕方ないだろう 国で決めて全国でやってるんだから まぁしかし本当に見てて大変だと思うけどな」

3「他人事じゃないですよー こういう雑用はそれ専用の人を雇った方がいいですってー」

教頭「そうしてあげたいのは山々なんだがなー こればっかりは私だけじゃどうにもならないんだよ」

1「よし、終わった じゃお先ー」

2・3教頭「お疲れー」

教頭「二人も早く終わらせて帰ろうな」

2「帰っても、どこに行っても私は一人ですよ・・・」

教頭「どうしたんだ」

3「先月、彼に振られたらしいんです」

教頭「そうかー それはそれは・・・」

2「偶然阿部教頭と苗字が一緒なんです」

教頭「おぉ、そうか 何をしている人だったんだ?」

2「眼科医です」

教頭「・・・ うちの息子だな のぼるだろう」

2「そうです!」

3「えー!こんな偶然あるんですねー」

教頭「すまないな・・・詳しくは聞かないが、ひどいこととかはされてはいないよな」

2「ひどいことではないですけど、急に別れを切り出されて・・・」

教頭「そうか・・・今日も帰らないと聞いているが、どこの誰といるんだか・・・」

2「もしかしてなんですけど、・・・・・」

教頭「いやいや!うちの息子に限って!

1「お財布忘れちゃったー」

        2先生を振って1に行くなんて!」

1・2・3教頭「・・・・・・」

2「1、彼の名前は?」

1「のぼる」

3教頭「えっ」

2「1、そういうこと、彼最低なんだよ」

1「2、ごめん、今電話で絶縁するわ」

「もしもし?2と付き合ってた時に合コン来たの?その人私の同期なの そういうことだから」

「よし、じゃあ23一緒に飲み行こう」

23「うん!」

1「阿部教頭(怒り気味)」

教頭「こういうときはちゃんと呼ぶのね 本当に申し訳ない」

1・2・3「どこ行く~?」

 

 

 

教頭「眼科医も盲点はどうしようもないな」

クリスマスイブ 修正版

登場人物 教頭 女性教師1,2 教頭の息子

ナレーション「今日はクリスマスイブ、外では雪が降っている中、上越小学校職員室の明かりがついていた」

1「もう7時かーなんでこんな日に仕事しなくちゃいけないのー」

 

(1の携帯電話が鳴る)

1「もしもし うん、もうすぐ終わる じゃあ駅前でね」

2「何々、彼氏?」

1「いやーまだ知り合って1か月も経ってないから全然そういうのじゃ」

2「それでもいいよー私なんて今月の頭に『他に好きな人ができたって』振られたんだよー」

1「それはひどいねー」

2「どこで知り合ったの」

1「先月やった先生と眼科医の合コンで」

2「盛り上がるのそれ・・・」

1「いやーみんな真面目に社会問題について語りつくしたね」

2「でもなー 眼科医と結婚できれば将来楽だろうしなーいいなー」

1「ちょっとーまだ気が早いって」

教頭「おーう、仕事は終わりそうか」

1「あーたけぽん教頭」2「お疲れ様ですー」

教頭「おい、その呼び方はいい加減やめなさい!前も生徒の前でそう呼んで時間が止まったぞぉ!それで生徒が『たけぽんってなぁに~?』って問いただしてくるしー 『あれだよ~あれ、クリスマスはタケコプターが欲しいなーってな』ってごまかしきれないわ!

いくら元教え子だって言ってもなーTPOをわきまえて行動してもらわないと」

1「はーい気を付けまーす」

2「本当仲いいよねー」

教頭「で、仕事はどうだ すまないなーこんな日にも残らせて」

1「あとちょっとです 昔にはこんな仕事絶対なかったですよねー なんでこんな種類も量も増えてるんですかー」

教頭「仕方ないだろう 文科省が決めて全国でやってるんだから まぁしかし本当に見てて大変だと思うけどな」

2「他人事じゃないですよー こういう雑用はそれ専用の人を雇った方がいいですってー」

教頭「そうしてあげたいのは山々なんだがなー こればっかりは私だけじゃどうにもならないんだよ」

1「よし、終わった じゃお先ー」

2・教頭「お疲れー」

教頭「2先生も早く終わらせて帰ろうな」

2「帰っても、どこに行っても私は一人ですよ・・・」

教頭「どうしたんだ」

2「先月、彼に振られたんです」

教頭「そうかー それはそれは・・・」

2「偶然阿部教頭と苗字が一緒なんです」

教頭「おぉ、そうか 何をしている人だったんだ?」

2「眼科医です」

教頭「・・・ うちの息子だな のぼるだろう」

2「そうです!うわー こんな偶然あるんですね・・・」

教頭「なんか申し訳ない・・・詳しくは聞かないが、ひどいこととかはされてはいないよな」

2「ひどいことではないですけど、急に別れを切り出されて・・・」

教頭「そうか・・・今日も帰らないと聞いているが、どこの誰といるんだか・・・」

2「もしかしてなんですけど、・・・・・」

教頭「いやいや!うちの息子に限って!

1「お財布忘れちゃったー」

        2先生を振って1に行くなんて!」

1・2・教頭「・・・・・・」

2「1、彼の名前は?」

1「のぼる」

教頭「あっ」

2「1、そういうこと、彼最低なんだよ」

1「2、ごめん、今電話で絶縁するわ」

「もしもし?2と付き合ってた時に合コン来たの?その人私の同期なの そういうことだから」

「よし、じゃあ2一緒に飲み行こう」

2「うん!」

1「阿部教頭(怒り気味)」

教頭「こういうときはちゃんと呼ぶのね 本当に申し訳ない」

1・2「どこ行く~?」

 

 

 

教頭「眼科医も盲点はどうしようもないな」

クリスマスイブ

登場人物 教頭 女性教師1,2 教頭の息子

ナレーション「今日はクリスマスイブ、外では雪が降っている中、上越小学校職員室の明かりがついていた」

1「もう7時かーなんでこんな日に仕事しなくちゃいけないのー」

2「クリスマスツリーに飾った、生徒の願い事を入力して何の意味があるんだろうねー」

1「願い事って、七夕じゃあるまいし、もう目当てがよく分かんなくなってるね」

2「(紙をみながら)YouTuberになりたい、プログラマーになりたい、社長になりたいって、私たちじゃそんな夢どうしようもないよね」

1「先生になりたいって言っても心から勧められないしねー 私のクラスは、小説家、婚活コンサルタント!?何歳だよ!最近の子はませてるねー」

2「ませてるってレベルじゃないでしょそれ・・・」

(1の携帯電話が鳴る)

1「もしもし うん、もうすぐ終わる じゃあ駅前でね」

2「何々、彼氏?」

1「いやーまだ知り合って1か月も経ってないから全然そういうのじゃ」

2「それでもいいよー私なんて今月の頭に『他に好きな人ができたって』振られたんだよー」

1「それはひどいねー」

2「どこで知り合ったの」

1「先月やった先生と眼科医の合コンで」

2「盛り上がるのそれ・・・」

1「いやーみんな真面目に社会問題について語りつくしたね」

2「でもなー 眼科医と結婚できれば将来楽だろうしなーいいなー」

1「ちょっとーまだ気が早いって」

教頭「おーう、仕事は終わりそうか」

1「あーたけぽん教頭」2「お疲れ様ですー」

教頭「おい、その呼び方はいい加減やめなさい!前も生徒の前でそう呼んで時間が止まったぞぉ!それで生徒が『たけぽんってなぁに~?』って問いただしてくるしー 『あれだよ~あれ、クリスマスはタケコプターが欲しいなーってな』ってごまかしきれないわ!

いくら元教え子だって言ってもなーTPOをわきまえて行動してもらわないと」

1「はーい気を付けまーす」

2「本当仲いいよねー」

教頭「で、仕事はどうだ すまないなーこんな日にも残らせて」

1「あとちょっとです 昔にはこんな仕事絶対なかったですよねー なんでこんな種類も量も増えてるんですかー」

教頭「仕方ないだろう 文科省が決めて全国でやってるんだから まぁしかし本当に見てて大変だと思うけどな」

2「他人事じゃないですよー こういう雑用はそれ専用の人を雇った方がいいですってー」

教頭「そうしてあげたいのは山々なんだがなー こればっかりは私だけじゃどうにもならないんだよ」

1「よし、終わった じゃお先ー」

2・教頭「お疲れー」

教頭「2先生も早く終わらせて帰ろうな」

2「帰っても、どこに行っても私は一人ですよ・・・」

教頭「どうしたんだ」

2「先月、彼に振られたんです」

教頭「そうかー それはそれは・・・」

2「偶然阿部教頭と苗字が一緒なんです」

教頭「おぉ、そうか 何をしている人だったんだ?」

2「眼科医です」

教頭「・・・ うちの息子だな のぼるだろう」

2「そうです!うわー こんな偶然あるんですね・・・」

教頭「なんか申し訳ない・・・詳しくは聞かないが、ひどいこととかはされてはいないよな」

2「ひどいことではないですけど、急に別れを切り出されて・・・」

教頭「そうか・・・今日も帰らないと聞いているが、どこの誰といるんだか・・・」

2「もしかしてなんですけど、・・・・・」

教頭「いやいや!うちの息子に限って!

1「お財布忘れちゃったー」

        2先生を振って1に行くなんて!」

1・2・教頭「・・・・・・」

2「1、彼の名前は?」

1「のぼる」

教頭「あっ」

2「1、そういうこと、彼最低なんだよ」

1「2、ごめん、今電話で絶縁するわ」

「もしもし?2と付き合ってた時に合コン来たの?その人私の同期なの そういうことだから」

「よし、じゃあ2一緒に飲み行こう」

2「うん!」

1「阿部教頭」

教頭「こういうときはちゃんと呼ぶのね 本当に申し訳ない」

1・2「どこ行く~?」

 

 

 

教頭「眼科医も盲点はどうしようもないな」